メインコンテンツへスキップ

苗栗 華陶窯一日旅


2012-07-06 Countryside of rural Eastern Taiwan—撮影:Ray Terrill、詩「苗栗 華陶窯一日旅」のイメージ
写真: Ray Terrill · CC BY-SA 2.0 · Wikimedia Commons

初めての新竹グループ旅行、
快晴の空、太陽が照りつける。
三義を抜けて苑裡へ、
小道の奥に華陶窯。

金の話は野暮だが、
入場にはチケットが必要。
坂を上がって園内へ、
素朴な景色が目を引く。

赤レンガの木戸は風化し、
青ガジュマル、枯れた蔦が古さを語る。
そこかしこに詩文の句、
優雅さを添えて桃や李と共に。

微風が初春を運び、
水甕に浮かぶ緑の葉。
道中ずっと心穏やか、
悩みを忘れて大笑い。

十一時にガイドが来て、
半円に囲んで登窯の話。
千度の高温が立ち上り、
八日七夜で陶器ができる。

その後植物園を見学、
梅の木、流蘇、十大功労。
手には一杯の欖仁茶、
竹林の湖畔で喧騒が止む。

時が経つのも忘れ、
腹の虫が鳴き出す。
稲刈り飯が昼食、
豚バラと筍の懐かしい味。

食後には午後のお茶、
屋外の回廊に小雨が舞う。
泥炭火山チョコレート、
苦みの中に甘さ、飲み物と共に。

浮生の半日の暇を盗み、
四方山話に花が咲く。
風も憂いなく人ものんびり、
喜びは静かに過ぎ去る。

立ち上がれば夕暮れ近く、
高みから田園の道を望む。
飾らない田舎が一番真実、
青い山々、遠くの水。

帰途につき新竹へ、
草葉集で餅を焼く。
街角で花火の音が聞こえ、
温かい満足感で元宵節を過ごす。

残念ながら来られなかった人、
この旅を企画した精霊猫。
皆の残念な気持ちを伝え、
また次回会えることを願う!